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by うるとら

八岐の大蛇伊吹大明神

『平家物語』に「出雲にて素盞鳴尊に害せたりし八岐大蛇、天降り……毒蛇となりて不破関の大路を伏塞ぎたり。.……さる程に八岐の大蛇伊吹大明神は尊(日本武尊)に跳り越えられ…」とみえる(『雲州樋河上天淵記』『伊福貴神社縁起』等も同趣)
 ⇒*伊富岐神社 http://ultramal.exblog.jp/2963485/

岐阜県揖斐郡池田町には、養基ヤギ神社があって、よう~く読んでみると、養基大神は、八木大明神で、八岐大明神との記述が見られます。八岐大明神とは八岐の大蛇のようでもあります。揖斐郡池田には、大海人の壬生(乳母)がいたとのうわさがある、壬生郷があるともいわれています。または、不破を塞ぐ伝令を受けた、湯沐令、多臣品治のいた湯沐邑は、この壬生郷であったとの説もあります。ちなみに、後に春日局(徳川将軍家光の乳母)は、揖斐郡春日村(現、揖斐川町)から出ていました。

 上記、伊吹山の荒神八岐大蛇は、不破の関を塞いでいたといいます。不破の関を塞いで、壬申の乱に臨んだのは、大海人皇子でした。上の伝説を仮に、信じれば、八岐大蛇は、大海人であるとも読めるような気がします・・・・。

 
 
 ということは、伊吹山の神は大海人・・・・。八岐の大蛇「ヤマタノオロチ」は、実は大海人・・・。
 ちなみに、天のヤチマタ(八街)で道を塞いでいたのは、サルタヒコ・・・・天の八街というのは、八つの辻が分かれた、辻の神、塞の神、ことも指したりします・・・・。いわゆる境の神のことでもあります・・・・・・。八剣の神は確か熱田の神でしたよね・・・。
by ultramal | 2006-08-16 22:52